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ビバ毒書ライフ!
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新シナデース。

magic01.JPG

名作STGレイフォースに涙する漢たちのためにささげます。




↓DL↓

http://ogawa73.gozaru.jp/magicalgenocider.lzh

すいません、先に謝っときます。
また専用キャラシナリオです。
もうこればっか。

magic2.JPG

この画面ではわかりづらいですがSTGです。




以前作りかけていたシナはPCがぶっ壊れてデータが飛んだので永久凍結デス。
Death!!
(涙)
もうこれでCWともサヨナラだZE!

 
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おそらく誰も見ていないであろうが近況報告(ってほどでもない)。

6610e473.jpg

ええ、作ってますよCW。

懲りずにネッ☆

上のは狩りに行くヤツです。

「フリーハンティング」を選び、

smpl02.jpg

どの森に行くのか選び、

smpl03.jpg

天気を読み、獲物を探し、生きる糧を得るために殺生を重ねるのです。

他にも―

smpl04.jpg

鉱山で肉体労働したり、

smpl05.jpg

遺跡探索のサポートをしたりと、

色々出来ます。

が!

つくんのめんどくせ・・・。

と!

言わずに頑張ってつくってますよ。

ちびっとずつネ・・・・。

完成は、なるだけ早く。

しかし、わたくしのやる気と周囲の忙しさにより完成は左右されるでさう。

はいっ、CWなんてつまんねえ話しはここまでっ!

↓最近思ったこと↓

「アイルランドと日本人の似てるなーと思った点」

CWにはですね、(って、またCWで申し訳ないです)

妖精とかって出てくるじゃないですか。

アレって結構アイルランド、

てかケルト人の物語というか信仰みたいなんですよ。

神様じゃないけど人間の想像を超える不思議な力を持ってて、

酷い事もすれば微笑みたくなるような親切もする。

コレって・・・・

日本で言えば「妖怪」に近いと言えるんでは?

日本古来の信仰は八百万の神であって、

まあ、「妖怪いっぱい!」と言っても過言ではないかと思いますが、

カソリック以前のアイルランドの信仰も、「妖精いっぱい!」

なわけで、

後からキリスト教が入ってきて土着の妖精信仰とカソリックが融合して、

アイルランド的なカソリック信仰が生まれたわけで、

本来は妖精たちの聖域だった場所にバーンっと教会が建ったりして、

徐々に妖精はその地位を下げてしまった様なのです。

もともとは「トゥアハ・デ・ダナン」(女神ダーナの巨神族)などと言われた

ケルティック・フェアリーたちも、キリスト教の侵略により立場が弱まり、

巨神がだんだんと小さくなり、

やがてはレプラコーンのような小さな靴屋の妖精になってしまいましたとさ。

コレって・・・・

なんだか日本の八百万の神と仏教伝来の関係に似てねぇ?

などと思ったしだいであります。

ですから日本でも、従来の八百万の神が仏教の守護神(こりゃ元はヒンズー教なのかしら?)に蹴散らされ、

大元の仏教とは別物の日本独自の神道なんだか仏教なんだか

わけわかんね宗教に落ち着いたわけで、

でも妖精というか妖怪というか八百万の神というか、

日本人の意識からは拭いきれない霊的存在が残ったわけで、

そのあたりがアイルランドの感覚と日本人の感覚が

「なんか似てねぇ?」

と思った所以であります。

実際、例をあげるとすれば、

小泉八雲はご存知のように

本名をパトリック・ラフカディオ・ハーンといいまして、

日本人の奥さんをもらって帰化した元アイルランド人ですが、

「耳なし芳一」や「ろくろ首」「雪女」など、

日本のオバケ話を集めた「怪談」という作品を書いています。

これは奥さんから聞いた日本の伝説を元に書いたものですが、

八雲はこの手の話しや空想が大好きだったようです。

自分は厳格なカソリック的な教育を受けながらも、

根底には故郷の妖精たちが住み着いていたのでしょうか。

たまにはゴブリンだのダークエルフだの

そんなヲタッキーな妖精ではなくて、

もっと情緒豊かな妖精もCWにでてこねえかなァと思う今日この頃であります。

smpl06.jpg

PS.エロメールがひどいのでメールアドレス変えました、だいぶ前に。

なので前のアドレスでは届きません。

新しいのはヒミチュです。

現在では穏やかで時の止まったかのような素朴な町であるが、

その実、棚倉は足を洗ったヤクザのような、歴戦の過去を背負っている。

現代においてもそうだが、古代からこの地方は陸奥と常陸の境界であった。

結果、その地理的条件ゆえに度々戦が行われた。

棚倉城は防衛拠点として奥州の、時は常陸の国の守りの先鋒となった。

今も残る城の石垣は、久慈川の碧色の川面に映えて静かな佇まいを見せているが、

鬱蒼と茂る山の木々と、久慈川という天然の水掘りを纏っていて、

穏やかながらも外敵の侵入には容赦しないという威厳が感じられる。

実際、ひまなときに散歩してみて分かるが、山の中に入るのは容易なことではない。

山が川に面しているため川の側、つまり西側からは登ることが出来ない。

すると南か東ということになるのだが、山は南北に長く、

城を目の前にしながら南に回るもの間抜けに過ぎる。

すると最終的に無難なのは東側、となる。

当然、防衛側は東の防備を厚くしたことと思われる。

しかし、敵が来る方向を特定することが出来るわけだから、

防衛側にとってこれほど守りやすい城はない。

そんな過去を杉林に埋もれさせ、棚倉の町はある。

 

そして、こんなエピソードがある。

戦国時代に白河と佐竹、つまり陸奥勢と常陸勢が争っていた頃のこと。

この棚倉は防衛拠点として、または他領に攻め込む橋頭堡として、両勢力の間で所有が争われた。

時に、棚倉城主は佐竹家の切れ者、渋江内膳。

あの「雪の峠」の主人公とも言える渋江内膳である。

「あれ? それだと漫画の内膳のイメージとちょっとちがくない?」

と思われたあなたは鋭い。

わたしも専門家ではないのでどちらが真実かは分からないが、

兎に角、内膳は秋田移封以前から、武将として、また地方経営者として活躍していたようである。

つまり内膳は、佐竹家の進駐軍として棚倉地方を治めていたわけだが、

白河勢の反撃により政庁のある棚倉赤舘を落とされてしまう。

その時白川家の武将として活躍したのが 斑目(まだらめ)広綱・広基兄弟。

いうまでもなく、拙作のCWシナリオの斑目の兄弟のモデルになった奴らである。

彼らは歴戦の山城である棚倉を落とすなど、豪勇の武将としても名高かったが、

どうにも憎めないキャラクターであったようである。

落城に際して、内膳は脱出できたが、内膳の幼い(まだ赤ちゃん)姫は斑目兄弟の手に落ちた。

しかし、突撃突撃と喚き散らす戦バカも、この可愛い姫の扱いに戸惑ったようで、

なんの見返りも要求することなく、佐竹に姫を送ってよこしたのだった。

普段は厳つい顔した武闘派が、

おろおろしながら泣き喚く赤ちゃんをなだめていたのかと思うと、何とも愛しくなってしまう。

残念なことは、この行為が、主である白河家に内通の疑い有りと見られてしまったことである。

いつの時代も、人の人としての自然な気持ちをそのままに受け留められない人がいる。

斑目さんたちの不器用な優しさは、暗殺という最悪の報いをもって終わる。

他の華々しい武将たちの活躍に埋もれた、小さな小さな美談を掘り起こして涙するのも

歴史好きの醍醐味である。

 

最後に余談ではあるが、棚倉城は「東の本田忠勝、西の立花宗茂」と称された、

名将 立花宗茂が城主を務めていた時期もあった面白い過去をもつ城でもある。

思いつきで語るならば、北の伊達家に対する徳川家のガーディアンとして、

この境の地に返り咲いたと見ることもできるかもしれない。

7/30

親父の遺骨を届けに、親父の実家がある棚倉に久しぶりに帰った。

棚倉は福島の南にある何の変哲もない田舎町である。

街道に並行して久慈川が流れ、川の脇に延々と低い山並みが続いている。

棚倉を少し茨城方面に南下すると、矢祭町という住基ネットに反対した気骨のある町に出る。

夏になると矢祭山にキャンプに出かけ、川で遊び、鮎の塩焼きを食った。

夏とはいえ、東京やその近郊の埼玉と違い、この辺りは涼しい。

高速を出て車の窓を開けると、思いがけない涼風が腕を撫でていく。

地元の人は暑い暑い言うが、夏の最高気温記録として全国ニュースでも紹介される

熊谷、越谷のある埼玉県人にとっては、この気候は極楽である。

弟などは「さすがに田舎は癒される」などと、恥ずかしい台詞を平気でほざいていた。

しかし、普段から林立するビルやら縦横を巡る巨大駅などを見て、

「へぇ~、人間の造りだすものはスゲェ」と感心してしまう田舎者の私だが、

車の左右を過ぎ去っていく山間の見事さに比べれば何の事はない。

変哲のない、ただの田舎町の山だが、スッと伸びた杉の木と、

その上に彩られた夏の力強い緑の色は、どんな人工物も及ばない。

風に揺れる稲穂の匂いが車内に流れ、父と同郷だった母が言った。

「田舎の匂いは稲の匂い。帰ってきたって感じだね」

ba962bb1.jpg

棚倉に着き、ひまだったので一人ぶらりと散歩に出た。

昔、カブト虫やクワガタを捕った裏山。

子供の頃、やはりひまをもてあまして親父と一緒にこの山に来た。

確か正月だと思ったが、途中でキジに出会い、高くもない山の頂上まで登った。

その時の冬景色は憶えているのだが、山に入る道は思い出せず、見つけることが出来なかった。

bb355266jpeg

小生、活字中毒的なところがありまして、ご飯を頂くときもおトイレに行くときも(失礼)乗り物に乗るときも、本は手放せません。
と申しましても、「ご趣味は?」「はい、読書と音楽鑑賞ざ~ます!」というような高尚なものではなく、禁断症状を抑えるためにヤクをやるのと同じようなもんだべ、と考えていただければケッコウです。
そんなわけで、親父の看病をしている間にせっせと本を読み漁っていました。
今回ご紹介するのは、そんな中で出会った目から鱗なステキな一冊。

司馬遼太郎「愛蘭土紀行Ⅰ、Ⅱ」

純ニホンズィンな私は、英吉利と愛蘭土の区別がかなりついていませんでした。
しかーしっ、これを読んだらアラ不思議。
「へーぇ、そーゆーことだったんだぁ」と色んなことが分かり(分かったような気になり)ました。

まず、アイルランドはイギリスではない。(←相当に世間知らず)
IRAなどの紛争の背景として、イギリスープロテスタントVSアイルランドーカトリックの対立があった。
しかもそれが、16世紀の清教徒革命で実権を握ったクロムウェルに端を発しているというのにも、一般常識では当たり前なのだろうが驚き桃の木山椒の木でした。
そういう何百年つーしがらみが、アイルランドとイギリスという先進国くさいところでも未だに生で影響してるんだなぁ、と思うとたまりませんね。変なところで浪漫を感じる。
そういう国の人たちが、いがみ合いながらも大英帝国として世界を席巻し、インドから中国、そして侍の国にまでコンニチワしちゃって影響与えまくりなんて歴史の流れも、私的にもーぅたまりません。
この本読めばお分かりいただけるかと思いますが、アイルランドという小さな目立たない国でも、こんなにも濃い歴史があって、こんなにも世界に影響与えてるんだという事を知ると、月並みですが、世界は広いと再確認してしまいます。

話が少し横道にそれます。
今から言う事はあくまで私自身の事や、私の偏見で言う事ですが、日本の学生で歴史オタクとか歴史好き、または歴史や社会が得意という子のほとんどは「三国志」とかから入ったんじゃないかな~?と思うのです。
恥ずかしながら私もその口です。
三国志はゲームとか漫画がいっぱいありますし、実際お話としても面白いですし、別に全然いいんですが、私のようなザコによりますと、三国志の事を知っただけで「もう俺は歴史得意」なイケイケ状態になってしまう子がおります。
これは戦国時代マニアにもあてはまるかもしれません。
某信長ゲーとかありますが、これらのゲームに精通し、上手にクリアー出来るようになると「ほら見て、ボクは実際に国を治めてもきっとスゴイよ」などと真面目に言っちゃう子とかいます。これは実例です。
いや別に三国志の事とか信長の事とかに詳しい事は素晴らしい事ですよ、だって俺知らねーもん、大いに誇ってかまいません。
でも、歴史の面白みは、アイルランドのような(というと失礼ですが)日本人とは無縁に思えるかもしれない国にだってあるんじゃないかな~?という事です。
もっと言うと、自分のじいちゃんとか親父とか、たかだか何十年という過去の話だって聞いてみると面白いという事です。
それだって立派に歴史だと私は思いますし、三国志と同じかそれ以上に役に立つ・・・日がくるかもしれません。
そんなこと言われんでも重々分かってんだよ!と仰られる方がほとんだとは思いますが、自分の子供とか自分と関わりのある子とかには、色んなことに興味をもって、偏見なく知識を取り入れて目を輝かせて欲しいとオッサンはこれ読んで思いました、というお話し。

追伸:
司馬先生はこういう紀行文とか書かせると、やらしいくらい面白くてステキです。
ぜひご一読をお勧めいたします。
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プロフィール
HN:
小川七三
性別:
男性
職業:
機動戦士
趣味:
妄想
自己紹介:
ポジション:攻撃的MF

外観:石井一久投手に酷似

搭乗機体:カプチーノF6A

好物:天ぷら

好きな言葉:反骨精神
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